ホーム > ブランドコンセプト

ブランドコンセプト

 私は伝統と文化の町、古都京都に生まれ育ちました。どこの町内にも当たり前のようにあるお寺、うなぎの寝床と言われる京都特有の間口が狭く奥行きの長い家屋や入り組んだ路地、私は小さな頃からそんな町並みに慣れ親しんできました。社会の教科書には、普段よく目にしているお寺や神社の名前・地名がでてきました。皆さんにとっての歴史上の人物のゆかりの地や文化財は、私たちにとって普段の生活の中で目に飛び込んでくる通勤や通学途上での光景・働く現場の風景、普段の暮らしそのものでした。さらに現在では、紅葉・桜などの行楽のシーズン・祇園祭りなどの3大祭りだけでなく、昔の家屋や建物が、京の町家としてもてはやされ、ある人は都会でのマンション暮らしを嫌いわざわざに隙間風の吹く町家に住まいし、観光客の若い女性たちは、マニュアックな京都本を手に路地裏の町家風のお店にまで足を運ぶほどです。そして私たちには、当然と思っていたお寺や神社のある町並みは、風情があると羨ましがられ、本当に多くの観光客が毎年訪れます。京都の昔の暮らし向きそのものが懐かしく、ひとびとの心に優しく感じ入るものがあり、日本だけでなく世界の人々から魅了されるのではないでしょうか。

 生活者としてではなく、視点を変え客観的に過去の暮らしの風景を顧みたとき、まさに京都の歴史と伝統・暮らしそのものが、新しい文化を創り出す精神(スピリッツ)、そして文化を代々伝承し、受け継がれて行く土台(ベース)となっているのではないかと感じています。テレビや講演などでの有識者のコメントから言葉では、理解していたものの、それだけすばらしい町京都に生まれ育ち、毎日仕事させていただいている事。そして、少なからず、既に私どもがその恩恵を授かっていたことをデニッシュの商品開発“ものづくり”を通じて気づくことになりました。

 私、私どもGRAND MARBLEにとって京都は、原点(ルーツ)そのものであります。もの作りを大切に考えるため、原点(ルーツ)に立ち返り常に原点を考える。それが京都でのもの作りにこだわった理由でもあり、私にとっての、京都への想いであり、憧れでもあります。ともすれば、拡大・拡販、トレンドに走りがちなデジタル時代に、敢えてアナログなもの作り(デニッシュ作り)にこだわり続けて行きたいと考えております。私のチャレンジは始まったばかりです。そしてデニッシュ作りを通じて、新しい京都の食文化を発信することを目的・目標とし、少しでも多くのお客様に喜んでいただけますよう挑戦し続けます。