恒例行事の新展開
- 2017年08月22日
- 公式ブログ
祇園祭も五山送り火も終えた京都は、地蔵盆のシーズンです。
これはなにも京都だけに限ったものではありませんが。。。
GRAND MARBLE Gallery PARCでは、過去3年、この時期に必ず開催していた展覧会があります。
「タイルとホコラとツーリズム」。
谷本研と中村裕太のふたりの美術家が、京都市内に点在するお地蔵さんや祠をリサーチすることから始まったこの展覧会は、毎年その趣向を変化させながら、
いつの間にかお盆のGallery PARCの恒例イベントになっていました。
しかし、本年はこの展覧会は開催していません。
それは、8月19日から二条城と京都芸術センターで開催中の「東アジア文化都市 アジア回廊現代美術展」に
この「タイルとホコラとツーリズム」が招聘されたためです。
この展覧会は、11月まで京都で行なわれている東アジア文化都市2017京都のメインプログラムとして、
日中韓の現代アーティスト25組を紹介するもので、
「タイルとホコラとツーリズム」は10月15日まで京都芸術センターのギャラリー北で展示されています。
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今年、この展覧会をGallery PARCで開催できないのは少し残念ですが、今回ギャラリーを飛び出し、
より多くの皆さんにお楽しみいただける場所に展開したことはとても嬉しいことです。
京都をお訪ねになった際にはみなさんも、ぜひご覧になってください。
そして、実はもうひとつ、今年この展覧会が開催できない理由があります。
それは、8月15日をもってGallery PARCは7年活動した三条御幸町から離れ、室町六角に移転したことです。
(*)
現在は移転作業と、新スペースの改装などに取り組んでおり、展覧会開催などの活動再開は本年10月を予定しています。
Gallery PARCも、これまでの活動を土台により皆さんにお楽しみいただける場所となるよう、
より広く・大きく、外に向かって展開する機会を得ることとなりました。
移転後の活動スケジュール、詳細などについては後日にアナウンスいたしますが、
今後とも暖かく見守っていただければ幸いです。
よろしくお願いします。