◆ちん電沿線めぐり◆
- 2019年10月23日
- 公式ブログ
10月も末になりお出かけにも気持ちの良い季節となりました。
大阪に唯一残る路面電車の阪堺電車(通称ちん電)に乗って
堺市の浜寺公園駅~大阪市の恵美須町駅間をめぐってきました。
何度も乗り降りするので1日乗車券を購入して出発!
「堺トラム」と言われる新しいタイプの路面電車に乗る事ができました♪
出発は浜寺公園駅そばにある浜寺公園を散策。
ここはとても大きな公園で、園内にはバラ園やバーベキューができる広場、
夏場にはプールも営業されています。
また、海のそばにある公園という事で松の木も多く緑豊かな公園で落ち着きます。
今はちょうど、キンモクセイが満開でいい香りが園内を満たしていました。
咲いているものは少なかったのですが、いくつもの種類が植えられていてバラの奥深さに感心しきり!
園内を一通り散策した後は、すぐ近くにある南海線の旧浜寺公園駅舎へ。
この駅舎は明治40年建設で現存する最古級の木造駅舎でしたが、南海本線の立体交差事業の為に
仮説場所に移動して今はカフェとして再利用されています。
レトロな雰囲気がそのまま残っていて、1つ1つの造りを見ていると当時の賑わいが思い浮かんできます。
ちょうど良い時間になりましたので、お昼ご飯を求めて堺市の中心部の宿院駅へ。
この駅の近くにちょっと珍しい蒸したお蕎麦を食べられる「ちく満」というお店があります。
外から見ると、どう見ても工場!という雰囲気ですが・・・
実はこの中にお店があり蒸した蕎麦を食べる事ができます。
メニューは「蒸し蕎麦」のみ!(大きさは1斤か1斤半を選べます)
せいろを開けると湯気が立ち、お椀に生卵を割りそばつゆと薬味をお好みで入れて食べるという
ちょっと変わった食べ方をしますが蕎麦との相性が抜群です。
蒸した蕎麦ですので、とても柔らかくあっという間に食べてしまいます。
この独特の食感がクセになって遠方からリピートされる方も多々いらっしゃるそうです。
ここは是非とも途中下車してでも召し上がって頂きたいお店です。
お腹も満たされて次の目的地へ出発!
続いては、元旦の参拝数は大阪でも上位に入る「住吉大社」へ。
住吉鳥居前という駅で下車すると目の前に入り口があります。
ここはなんといっても朱色が鮮やかな「太鼓橋(そり橋)」が目をひきます。
かなりの急こう配で気を付けて登らないと足を引っかけてしまいそうになります。
でも登り切った時は爽快!
側面の朱色が良く見える位置からの撮影もおすすめします。
第一本宮でお参りしてきました。ほかにも沢山お参りするところがありますので
お時間があれば是非ともすべてを廻ってそれぞれのご利益を頂いて下さいね。
お参りが終わって、最終の目的地へ!
大阪市内の終点、恵美須町駅へ。ここは大阪を色濃く感じられる場所です。
通りは以前に比べてきれいに整備され、新しいお店がたくさんできていて、
観光の方でも安心して楽しめる街に変わりつつありました。
通りには新世界名物の「串カツ」のお店が軒を連ねていて、どこに入るか迷ってしまいます。
美味しく食べて飲んで大阪の街を堪能してきました!
他にも沿線には名所がたくさんあります。
のんびり各駅停車のちん電に揺られて秋のひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか?