◆散策の秋◆
- 2021年10月13日
- 公式ブログ
京都市北区、佛教大学や大徳寺が有名な紫野エリアにある、
木立に囲まれた静かな『今宮神社』。
平安時代以前からある神社で、
「鞍馬の火祭」「太秦の牛祭」と並び、「京都三大奇祭」として有名な「やすらい祭」が有名です。
10月には「例祭」がある他、珍しいもので「ネクタイ感謝焼納祭」というお祭りも。
住宅街に突然現れる楼門がとても立派です!
境内には「玉の輿」の語源となったといわれる桂昌院(お玉の方)のレリーフが。
今宮神社近くの八百屋に生まれた桂昌院は、後に江戸幕府3代将軍 徳川家光の側室となり、
5代将軍の徳川綱吉を産んだという、まさに玉の輿に乗った方。
神仏を大切にしており、当時荒れていた今宮神社を再建したことから、レリーフが建てられたそうです。
そんな桂昌院にあやかり、玉の輿のお守りも販売されています。
そして今宮神社といえば、以前もご紹介したあぶり餅!
きなこをまぶし、炭火で焼き上げ、白味噌のたれで頂くあぶり餅は絶品。
焼き立てのおもちは柔らかくてとても美味しいですよ。
今宮神社の入り口には2軒のあぶり餅屋さんがあり、
縁側やお外の席でもいただけるので、過ごしやすい今の季節にぴったりです。
秋の行楽は長閑やかな今宮神社とおいしいお餅を楽しんでみてはいかがでしょうか。