◆瓢箪山稲荷神社(大阪)◆
- 2020年02月17日
- 公式ブログ
先日、東大阪にある日本三稲荷のひとつ 辻占の総本山
瓢箪山稲荷神社に行ってきました。
6世紀初めの頃に造られた最大の古墳、“通称 瓢箪山古墳(双円墳)”の
西斜面に社殿が建てられています。
瓢箪山稲荷神社は、豊臣秀吉が大阪城を築城するにあたり、
守護神として祀らせたのが起源だそうです。
辻占は“令和”の出典となった万葉集にも記載されており
江戸時代には神社から東高野街道までの表参道両側に、たくさんの旅館・茶店がならんで大いに繁盛し、
大阪堂島の米相場の上がり下りも、この辻占によって占われていたそうです。
偶然通りかかる人の特徴を神のお告げとする。
辻というのは道と道が交差する空間の境界。境界線はあの世とこの世の境目。
霊的なものが降りてきている状態で出会う人が神託になるといい、
一の鳥居前にある占場に立って往来する人の服装・態度・持ち物などを見て判じたといわれています。
皆様も一度訪れてみてはいかがでしょうか。