◆知恩院◆
- 2020年02月24日
- 公式ブログ
京都東山にある、浄土宗総本山知恩院に行ってきました。
まずは、国宝の「三門」、とにかく大きい!!
なんでも、我が国最大級の木造の門でして、外に掲げられている「華頂山」の額の大きさは
(写真では小さ過ぎて見にくいでしょうが・・)なんと畳2畳以上だそうです。
そして、大きな三門をくぐりまして、境内へと続く急な階段が現れました。
一段一段が結構高くて、息があがりましたが、いい運動になりました。
ようやく登り切りまして、まずすぐに目に入ってくるのは、こちらもひときわ大きな
国宝建造物「御影堂」(みえいどう)。
約10年におよぶ修復工事がほぼ終了し、囲いが取り外されておりました。
修復にはなんでも、堂内部の装飾に10㎝四方の金箔計10万枚が使われるなど
江戸時代初期に徳川家が最高の技術を投じて造った堂宇に住時の輝きが蘇ったそうです。
1603年に、家康が建立した後、火災による焼失を経て家光が1639年に再建、それ以降
4回の大規模修復が行われてきたとの事で、約100年振りとなる今回の修復は
380年前の再建以来、最大規模だったそうです。
早く堂内を見たかったのですが、残念ながら一般の参拝は
4月13日から完成を祝う落慶法要を行なった後との事で、とても待ち遠しいです。
皆さまもぜひ、地元の方や観光で京都へお越しになる予定の方も
美しく蘇った知恩院の御影堂を参拝されてみてはいかがでしょうか?