露天神社(通称 お初天神)
- 2018年03月27日
- 公式ブログ
大阪市曽根崎新地にある露天神社は、創建以来一千三百年の歴史を持つ古社で
大阪「キタ」の中心、梅田・曽根崎の総鎮守として崇敬を集めています。
社名の起こりは、昌泰4年(901年)菅原道真公が筑柴へ左遷配流される途中、
福島に船泊まりされた折に、露天神社東方に伽藍を構える「太融寺」に舩頭茂大夫の
案内で御参詣の道すがら、この地で詠まれた御歌
「露と散る涙に袖は朽ちにけり 都のことを思い出ずれば」に因る。
この故事にちなみ、露 天神社と称されたそうです。(その他諸説あり)
通称「お初天神」と呼ばれているのは近松門左衛門「曽根崎心中」ゆかりの地で、
ヒロインの名前「お初」にちなんでだそうです。
今では「お初さんと徳兵衛さん」の恋物語にあやかり
縁結びの神社としても親しまれています。
お守りの種類もよりどりで見るだけでも楽しいですよ。
恋愛成就のお初さんと徳兵衛さんのイラスト入りのハート型のものや
最新作は美人祈願の絵馬まであります。
神牛舎
「神牛さん」「撫で牛さん」と呼ばれ、身体の病む処と神牛さんを
交互に撫で摩り、神牛さんに身代わりになって頂き
病を治癒して頂こうと言うのもあります。
昨今は、学力の向上を願う学生や受験生も多数参詣するそうです。