グランマーブル25周年記念プロジェクト『環 ─ Kan』
グランマーブル25周年記念プロジェクト『環 ─ Kan』
『 環 ─ Kan 』は、幅広いクリエイションへのサポートを続けるグランマーブルが、
様々なクリエイターと京都の伝統産業との接点となることで、創造の『循環』をつくり出すプロジェクトです。
この協働による魅力的な商品を通じて多くのお客様と繋がることで、
ここに創造を育む豊かな『円環』をつくりあげます。
手ぬぐい
扇子
手ぬぐい
第二弾は、染織家・むらたちひろが描いた≪jouer≫をもとに、京都の老舗綿布商 永楽屋が
型友禅の技法をいかした染色で忠実に表現したオリジナル商品です。
jouer
染料を水に溶き、円い刷毛で淡々と染めていく。
一つひとつの円がゆっくりと滲むことで色は重なり、共に関わりあい、揺らぎながら豊かな波を生み出しています。
タイトル「 jouer(ジュエ) 」は、フランス語で「奏でる・遊ぶ」。
誰かを想う気持ちが楽しく響くものになりますように。
むらたちひろ|Chihiro Murata
1986年京都生まれ。
2011年京都市立芸術大学大学院美術研究科工芸専攻修士課程修了。
ロウケツ染や型染の応用や、「染まる現象」そのものを見つめる独自の手法を用いた表現を探究する。
一瞬にしてゆきわたる色、ゆっくりと浸透していく色。
その様相に、[過去 / 現在 / 未来]、
精神的な[近しさ / 遠さ]、
[私たち / 社会]を重ね見る。
Gallery PARC むらたちひろ紹介ページ
https://www.galleryparc.com/pages/artist/muratachihiro.html
むらたちひろ公式ホームページ
https://murata-chihiro.tumblr.com/
永楽屋(細辻伊兵衛美術館)|Eirakuya(Hosotsuji-ihee museum)
元和元年(1615年)に京都にて創業。日本最古の木綿商として十四代、四百余年にわたって商いを続けている。
創業以前は織田信長の御用商人として活躍。現在は手ぬぐい専門店を京都にて6店舗展開中。
令和四年春より歴代当主の名を冠した「細辻伊兵衛美術館」にて、
永楽屋の江戸・明治・大正・昭和・平成・令和の手ぬぐい作品を鑑賞することが出来る。
永楽屋公式ホームページ
https://www.eirakuya.jp/
細辻伊兵衛美術館公式ホームページ
http://www.hosotsuji-ihee-museum.com
扇子
第一弾は、京都をはじめ国内外で精力的に作品発表をおこなうアーティスト・大和美緒が
描き下ろし作品《 DOT:ゆい 》を扇子に表現しました。制作は京の老舗「白竹堂」。
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京扇子 DOT:ゆい(赤)
4,455円(税込)
【サイズ】 扇子:約W36×H21cm
外装(タトウ袋):約W6×H27.5cm【素材】 扇面:和紙 扇骨: 竹 【製造国】 日本(京都) -
京扇子 DOT:ゆい(紺)
4,455円(税込)
【サイズ】 扇子:約W36×H21cm
外装(タトウ袋):約W6×H27.5cm【素材】 扇面:和紙 扇骨: 竹 【製造国】 日本(京都)
DOT:ゆい
ひとつのDOTを描く。その存在に呼応するように次のDOTを描く。
それを何度もくり返す。
1つひとつのDOTは生命をたとえています。
それぞれが互いの存在を意識し、関わり合う、その親密な関係性の連続が画面に大きな流れとなって現れます。
あなたと私が多くの縁によって結ばれていて、今、この瞬間に存在しているということ。
”ゆい”という言葉には、「結ぶ」と「由縁」という意味を託しました。
大和美緒|Mio Yamato
1990年生まれ。
2015 年京都造形芸術大学 大学院総合造形領域修了。京都を拠点に活動している。
"生命の営み"をテーマに自然と人間の関係性に注目し、
インスタレーションやペインティング作品を展開している。
Gallery PARC 大和美緒紹介ページ
https://www.galleryparc.com/pages/artist/yamatomio.html
大和美緒公式ホームページ
https://mioyamato.com
白竹堂|Hakuchikudo
享保三年(1718)、江戸幕府第8代将軍徳川吉宗の時代に
「金屋孫兵衛」の屋号で西本願寺前に寺院用扇子の店を開業しました。
明治以降は、一般用、贈答用の京扇子を製造販売するようになり、
近代日本画壇の巨匠といわれる富岡鉄斎氏より、「白竹堂」の屋号を贈られました。
昭和32年、株式会社に改組し、百貨店等に販売を拡張し現在に至ります。
白竹堂公式ホームページ
https://www.hakuchikudo.co.jp/