いつも心に”小さな頃の自分”を♪
- 2016年03月26日
- Sweet Smile~幸せの瞬間~
最近よく思うことがあります。
“大人”って、一体どこから、何をもって“大人“なんだろう?と。
成人式をしてもう何年も経ちますが、それでも”自分はまだまだ子供だなー。“と思うことの方が多いです。
わたしの家では、毎年お正月に母方の親戚が集まって新年会をするのですが、
今年の新年会で、“あ、これが大人特有の感覚かもしれない!”と思うようなことがありました。
わたしの母は5人姉妹の長女で、母以外は全員出産が遅く、私から下は極端に年が離れていて小さな従姉妹が多いんです。
ということもあって、毎年の新年会もワイワイガヤガヤ、従姉妹世代の流行の遊びに終始付き合い、毎度クタクタになって帰るというのがお決まりコースです。笑
そんな従姉妹の中で、妙にわたしにそっくりで、(キャラクターも顔も。笑)
一番私に懐いている最年少の女の子(今小学校低学年)がいるんですけど、その子はいつも、わたしを発見すると誰よりも勢い良く飛び付いて来て、わたしにとっても本当の妹のような存在です^^
そんな子が、何故かその日ばかりはお母さんの後ろでモジモジして、いまいち勢いがないのでどうしたんだろうと思っていました。
新年会も中盤に差し掛かってきた頃、お母さんに背中を押され、ようやくわたしのところへやって来ました。
すると小さな声で、
「かっちゃん(私)の『ユメミルキモチ』をピアノで弾けるようになりたいの。」と言ってきたのです。
そういうことか!^^
それがずっと言い出せずにモジモジしてたのか!本当に可愛い子です…♪
みんなまだまだ盛り上がっているなか、私とその子2人きりでピアノの部屋へ…♪
いざ教えようとすると、楽譜もないし、まともに楽譜も読めないから一体どうして教えてあげたら良いかなと悩んだのですが、結局“ドレミ”で書いて教えてあげることに♪
私が言うとおりに、一生懸命、紙に“ドドドドドド レドレミーレド”と言ったように書き込み、無我夢中でピアノに向き合う彼女。
楽譜が読めなくても、彼女の中には私の『ユメミルキモチ』はバッチリ完全コピーされており、想像以上のスピードでスラスラと弾けるようになっていくのです!
毎回間違えてしまう箇所を自分でしっかり把握して、何度も何度も弾き直して、一切弾くことを諦めない彼女。
その姿に本当に感動してしまいました。
わたしだったら、教えてくれている人に変に気を遣って、“今日はこれくらいでいいか。”なんていうのを理由に途中で諦めているような気がします。
でも子供には、そんなしがらみなんて無いんだな。
“こうしたい!こうなりたい!”ただシンプルにそれに立ち向かうだけ。
シンプルなことなのに、それを複雑化しているのは自分自身なんだと気付かされました。
たとえ小さくても、子供から教わる事って本当にたくさんあると思います♪
どんなに年を重ねたとしても、自分の心の中にいつでも“小さな頃の自分”と一緒に生きていくような感覚で過ごしていけたら、日々の感覚も変わっていくのかもしれないと思いました…^^♪