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先日、家族で連休をとって、姉の旦那さんの故郷 “新潟”へ行ってきました♪

新潟へは、数年前にお仕事で行かせていただいた以来で、姉の旦那さん(お兄さん)の実家は、観光地としても有名な“越後湯沢”のある南魚沼。

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温泉街としても有名な越後湯沢は、女性が一人旅で訪れていたり、その地へ降り立つみんなが、疲れを癒しに、広大な自然に癒されに来ているように感じました♪

 

わたしたち家族も、まずはその日宿泊する温泉旅館にチェックインして、

そこから新潟のお母さんのところへ向かいました♪

数十分車を走らせていると、徐々に道は一本道となり、見渡す限り山々とたんぼに囲まれていきました。その中に佇む赤い屋根のお家がお兄さんの実家。

“これからこのお家と家族になるのか…♪”

私が嫁いだわけでもないのに、ワクワクした気持ちを隠せませんでした。

 

到着すると、小さなおばあさんが二人、わたしたちを出迎えしてくれました♪

そう、お兄さんには、本当のお母さん(もちろん今も健在)と、26歳の時に養子に入った先のお母さんと、二人のお母さんがいるのです!

養子先のお母さん(みどりさん)は、長年学校の教師をされていて、多くの子供を育てて来られた方。一緒に出迎えてくださった妹(みつえさん)と住まわれています。

 

到着するや否や、家を囲む立派なお庭(のぼり)を、妹のみつえさんが案内してくださいました♪

お庭には、100年〜200年のつつじの木があったり、妹さんがされている家庭菜園では、イチヂクや大葉、色々なものが食べごろを迎えていました♪

わたしが、「大葉大好きなんです!」と言うと、「こんなにあっても私らだけでは食べきれんから、欲しいだけ持って帰り!」と言って、めいっぱいの大葉を積ませてもらいました♪

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90歳のお二人が管理するにはとても大きすぎるお庭ですが、近年まで、つつじの木はみどりさん、お庭の手入れはみつえさんが少しずつ手入れをされ、畑で育ったお野菜が食卓に並ぶという、まさに自給自足の生活を送られています。

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みつえさんは昔、東京の洋裁学校に通われていて、今も着ている洋服全てがみつえさん手作りなのです!

若い頃、自分のお店を出すのが夢だったみつえさんは、障害のある三女の妹さんをサポートすべく、みどりさんと共に新潟の実家へ戻り、三人で暮らしています。

 

そんなみつえさん手作りの洋服や小物がたくさん入った秘密のクローゼットを、特別に見せてもらうことができました♪

洋服だけでなく、鞄や座布団カバー、余った生地で“造花”や“鞠(まり)”まで!

造花と鞠が一緒に飾られているガラスケースの中には、もう数えきれない程の作品があって、

その中でもわたしの目を一瞬で虜にしたのが、鞠でした!

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気が付けば「欲しい!」という言葉が出ていました。笑

洋服は人にあげるけど、造花や鞠は人にあげたことがほとんどないそうなのですが、「特別、好きなの持って帰り♡」と言ってもらいました♡

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その他にも、みどりお母さんが「新潟でとれたお米持って帰り!」と言って袋に詰めてくれたのですが、秤を使っていないのにジャスト10キロだったり!!!

本当に、人の“手”の持つ力って凄いなって感じました。

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自然の多い環境で育った私も、普段は便利なものに囲まれていて、どうしても“時短”や“便利さ”を選んでしまいます。

でも、やっぱり人の手が加わっているものに勝るものはないなと思いました。

 

何が違うかって。

そこには気持ちや温かさが込もっているから。

そうして入れてもらったお米や、手作りのものって、それを見る度に思い出が蘇ってくる。

その時かけてもらった言葉や、景色が一気に思い出される。

 

帰り際、「またいつでもおいでよ♪」と、握ったお二人の“手”は、

優しく巧ましく重みがあり、そして何よりも、温かいのでした…♡

私にも、帰る故郷(ばしょ)が増えた新潟の旅でした♪

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