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あなたにとっての桜。

明日から新年度!  4月がスタートします♪

ご卒業された皆さん、これから新たな生活がスタートする皆さん♪

本当におめでとうございます!!!

桜の開花目前の3月最後の日は、また冬に戻ったかのような寒さですが、

そんな中でも少しずつ花を開き始めている”桜”もあるようですね♪

今月の『SWEET’N MARBLE LOVERS』でも、桜に関するお便りがたくさん届いて、まだまだ知らない桜の種類があるんだなという発見もありました♪

 

京都でも、桜のシーズンに合わせて全世界から観光客で溢れ返っていますね!

そんな”京都”の出身であるということを、改めて誇りに思います。

 

最近では、海外観光客向けのゲストハウスなどが増えているのを皆さんご存知かと思いますが、

以前からゲストハウスを提供されている私の知り合いのところへも、年中ひっきりなしに観光客が宿泊に来られているそうです。

そんな中、今宿泊に来られているドイツ出身の親子の素敵な話を聞きました…♪

 

72歳のお父さん、36歳の息子さん2人きりでの日本観光♪

お父さんは、以前一度だけ日本へ来たことがあるそうです。

今回の日本観光は、お父さんの声掛けで決まったそうな(^^)

というのもお父さん、実は以前日本へ来たとき、「いつか自分の子供が 今の自分と同じ年齢になったら、日本へ連れてきてやりたい。」という夢を抱いたそうなのです。

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お父さんはあのときの夢を叶えにきました。

そう、今の息子さんの年齢そのものが、あの時のお父さんの年齢ということです!

 

あの時の自分と同じ年齢となった息子さんとの、二度目の”日本”は、お父さんにとってどんな旅となったのでしょう…♪

息子さんとどのような話をされたのでしょう…。

そして、息子さんと見る日本の景色は、あの時とどのように変わったのでしょうか….(uvu*)ノ

 

京都から始まって、東京や金沢を回って、また京都へ戻って旅を終えるというプランだったそうなのですが、今回の日本訪問で、お父さんが一つだけ、どうしても見たいものがあったそうなのです。

 

それは、”桜”。

 

私たち日本人にとっても、とても身近であり特別な存在の花。

そんな桜は、世界から見ても一度は見てみたい”日本を代表する花”なのですね♪

 

しかし、桜が開花するまでにはあともう少しのこの時期。

まだどこも咲いてないだろうと諦めかけたそうなのですが、京都の平野神社の桜が咲き始めているというのを聞き、親子2人で、念願の”桜”を見ることができたそうなのです!

 

私たちにとっては、毎年春が来れば当たり前に見れるかも知れない。

「今年見れなくても、また来年見れる。」って心の中で思ったこともあります。

 

でもこの親子にとっては、一生に何度見れるか分からない。

ましてや親子2人きりのこの旅で見れる桜はとても特別なもの。

 

お父さんがこの数十年ずっと抱き続けてきた、「息子を連れて日本へ行く」という夢。

その夢が叶ったことをまるで祝福しているかのように、奇跡的に見れた”桜”。

この旅に花を添えるかのように見ることができた”桜”は、きっとこの先ずっと、この親子の心に残っていく景色の一つなのだなと思いました。

 

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皆さんは今年、誰と桜を見ますか?

 

桜を見て、誰の顔を思い浮かべますか…?

 

私たちに寄り添うように優しく咲いて、一瞬で散ってしまう桜。

切なくもあり、だからこそ美しさを感じます。

 

また来年も見れるかも知れないけれど、

今年はいつも以上に、大切に、噛みしめながら桜を眺めてみてはいかがでしょうか…?(uu*)ノ

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