“Une façon tranquille de passer votre temps” 静かな夏の過ごし方。
- 2020年07月13日
- La Nouvelle de Paris
7月に入ってから、カフェやバーも人で大賑わい、夜遅くまで誰かの声が外から聞こえるようになってきました。月曜の朝早くからトラックが行き交う音も、心地よく感じます。日常が戻るってこういうことなのでしょうか。いつも通りのありがたさが身に染みます。
ただ一つ違うのは、お店に入るたびにマスクをして、手指の消毒をすること。買い物へ出かけようものなら、野菜屋さん、お肉屋さん、お魚屋さん、、どこへ行っても消毒するから、手がカサカサになってしまいます。それでもロックダウンの時に比べたら、外へ自由に出入りでき、いつものお店で買い物ができるだけで十分ですよね。
7月3日から小中学校は夏休みに入りました。わたしの周辺でもバカンスには出かける人は大勢いますが、今年は国内旅行の需要が高いように思います。6月15日以降はヨーロッパ国内の行き来は可能になったので、EU圏内の旅行は自由にできます。ただ各国旅行者に向けて、ウィルスの流行抑制のための制限を設けており、対策を講じながらの受け入れ態勢となっているので、出かける場合は事前に大使館に確認するなど、注意が必要。
わたしはというと、この夏はパリに止まって静かに過ごそうかなと画策中です。たまりにたまった本を一気読みしたり、久々にオープンした美術館へ行くのも良いな、と思っています。ちょこっと散歩して公園で一休みするのも素敵です。
やっと一般に開放されたパレ・ロワイヤルにて、一休み。
先日は、友人が七輪を購入したということで(ネットで日本から輸入したそう)、自宅BBQをしました。家で過ごす時間をより楽しく、と考えるのはわたしだけではないみたいです。お肉はサンマルタン運河近くのViande&Chefというお肉屋さんで、野菜はその向かいのBioCoopで地元の新鮮なものを。炭火で焼くだけで、香ばしさもお肉の柔らかさも全然違います。
めったにお目にかかれない生トウモロコシは焼いてからバター醤油で。
Viande & Chef 様々なお肉のほか惣菜も売っています。
自宅七輪BBQ、こんな感じです。笑
日本のように薄切りのお肉はないので、厚切りを豪快に焼いて。
合わせるのは、もちろんワインです。
そうそう、毎年のこのパリだよりでも紹介していた、夏限定のパリのビーチ、Paris Plageですが今年も開催されるそうです。7月18日から8月30日まで。例年より期間は短いですし、もちろん手指の消毒やマスク必須なのですが、ひとときでも楽しめるようにしてくれるのはありがたいことですね。
会場はルーヴル美術館にほど近いPont des Artsのあたりからサン・ルイ島にかかるPont de Sullyまでと、パリ市庁舎前広場、ラ・ヴィレット(メトロJaurès駅近くの運河沿い)です。様々なコンサートやスポーツ、ダンスレッスン、子供向けのゲーム、移動本屋、レストランなど。夏にパリに滞在するならばぜひ行きたいイベントのひとつ。
セーヌ周辺のイベント地図©️ville de paris
また夏の発見がありましたら、日々のことはインスタグラムにもアップしていますので、ぜひチェックしてみてくださいね!