【夏の番外編】JAZZ in Marciac 2017①
- 2017年08月19日
- La Nouvelle de Paris
Marciac(マルシアック)は南仏の大都市Toulouse(トゥールーズ)から西におよそ100kmに位置する小さな町。
この小さな町で行われる、ヨーロッパで最大規模のひとつともいわれるジャズフェスティバル、”JAZZ in Marciac 2017″へ行ってきました(開催期間は7月28日から8月15日)。
このジャズフェスティバルは”JIM”という愛称で多くのジャズファンから親しまれており、今年で40回目の開催。
町の様子。中心の広場にもステージがあり周りにはお店が立ち並びます。
私は今回、観光ではなく、フェスティバルのボランティアとして10日間の滞在でした。このフェスティバルは、毎年多くのボランティアが参加し今年は1000を超える参加者がいたそう。さらに滞在中はテント&寝袋でのキャンプ生活という、南仏の大地とフェスティバルを大満喫できる環境でした!
ボランティアキャンプ場にはテントがたくさん。すぐ近くには湖がありました。
期間中この町には会場だけでなく、どこもかしこも音楽が溢れており、それは早朝から深夜、時には朝まで鳴り止むことはありません。誰かが口ずさめばそれに誰かがハーモニーを重ね、パーカッションが加わり大きな輪となっていく光景を何度も目にしました。これはなかなか味わえない体験です。
道端で演奏する人たち
家の玄関にもすてきな装飾が
パン屋さんの店先にも可愛らしい猫のジャズバンド
深夜のバーでジャムセッション
もちろん、大きな会場では毎晩繰り広げられる素晴らしいステージの数々。
HIROMI、圧巻でした
Joshua Redmanのサクソフォンが織り成す音色に陶酔
フランス語と格闘しながらも、音楽の力は国境を超えると感じた10日間でした。
続いては南仏マルシアックのグルメ編をお届けします。