【番外編】オランダ北部の町、Groningenへ
- 2017年08月05日
- La Nouvelle de Paris
パリから列車でおよそ6時間。オランダ北部最大の町、Groningenに行ってまいりました。
この町の読み方、ちょっと難しいですね。
最初のGは発音せず、『フローニンゲン』と読みます。
この町は古くからオランダ北部の商工業の中心都市として栄えてきたそうです。
駅舎は赤いレンガ造りで少し東京駅に似た雰囲気があります。
駅を出てすぐに目に入るのは、運河の中に建てられた黄色いビルとその横には巨大な船のような形をした建物。
こちらはフローニンゲン美術館です。イタリアのデザイナーでもあり建築家のアレッサンドロ・メンディーニの設計だそう。
中は3階建になっており、地下1階は16〜17世紀頃のフローニンゲンやオランダにまつわる画家の作品が。
地上1階と2階は企画展が開催されており、現代アーティストの展示がされていました。
こちらはMAARTEN BAASの作品。複数のスピーカーから様々な国の言葉でひそひそ声が聞こえてきます。
市の中心にそびえ立つは、マティーニ塔。
約100mの高さを誇るこの塔は、およそ500年前に建てられたもの。
隣接する教会は、時を知らせる鐘を鳴らし、街全体を包み込みます。
塔の目の前には、フローテマルクト広場があり、市場があったり、カフェやお酒を楽しむ人々で賑わいます。
名物のコロッケは、自販機でも購入できます!
町には車より何より、大きな自転車が行き交います。道を渡るときは自転車に特に注意が必要です。
行き帰りののどかな車窓にもとても癒され、ゆったりとした時間を過ごすことができました。