オペラ・バスティーユにてバレエ鑑賞”MILLEPIED/BÉJART”
- 2018年03月15日
- La Nouvelle de Paris
長かった冬にやっと終わりが見えてきました。
先週末からパリの気温は10度を超えるようになり、厚いダウンに身を包まなくても出かけられるように。
今年の冬は本当に寒かった。。31年ぶりの大雪に見舞われたり、そうでなくてもマイナス気温が続き、外に出るのも億劫に。。
でもようやく春が近づいてきて、外に出るのが楽しい季節が始まる予感です!
先日は初めてのオペラ・バスティーユにてバレエ鑑賞をしてきました。
パリにはオペラ座が二つあり、こちらのバスティーユのオペラはフランス革命200年を記念して建設されたそう。1982年に当時の大統領であったフランソワ・ミッテランにより建設計画がすすめられ、1989年に完成したそうです。もう一つのオペラ座とはうって変わってモダンな作りになっています。
地上7階、地下は6階、天井がとても高く、最上階からも舞台がよく見えました。
バレエの演目は二つ。
Benjamin Millepied(ベンジャミン・ミルピエ)によるDaphnis et Chloé(ダフニスとクロエ)。この振り付けは2014年のもので、舞台上には色とりどりの衣装をきたダンサーと舞台装置が。目にも鮮やかで楽しくみることができました。
二つ目の演目はMaurice béjart(モーリス・ベジャール)によるBoléro(ボレロ)。数年前に日本でもシルヴィ・ギエムが最後のボレロを舞ったので、ご存知の方も多いかもしれません。
およそ15分間の曲中、赤い円の中心でメロディのソロを踊り続ける姿は、圧巻。
最後は大きな拍手に包まれました。
素晴らしいバレエを堪能でき、大興奮の夜でした。