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光と音で織りなす”GUSTAV KLIMT”

暖かい日が続くと同時に花粉の季節がやってきました。

マロニエの木(正式にはセイヨウトチノキというそうです)が一斉に花を咲かせ、新緑に一段と明るさをもたたらしてくれるのですが・・・

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このマロニエ、綿毛を飛ばすのです。この季節、パリで綿毛を見かけたらそれはタンポポではなくマロニエです。そしてさらに花粉が一斉に飛び、いたるところでくしゃみをしているひとの姿が。

フランスでも花粉症は珍しくなく、馴染みのカフェに鼻をグズグズさせたまま行くと、『大丈夫?花粉症?この時期多いよね〜』なんて声をかけられてしまいました。

 

さて、先日はお休みをつかってパリ11区にある、”Atelier des Lumières”へ行ってきました。

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こちらの建物は、今年の4月にオープンしたばかりのアートスペースで、パリ初のデジタルアートセンターとなります。中には120機のプロジェクター、そして音響設備も整えられたまさに現代のデジタルアートのためのスペースとなっています。

元々の建物は1835年に建てられ、鋳造工場としての役割を担っていました。広さは3,000平方メートルを超え、かつては60名の職人がこの工場で働いていたそう。そして1929年、100周年を目前に閉鎖。その後1935年から2000年までは別の会社が入っていたそうです。そして2013年からリノベーションを行っての今回のオープンとなりました。

プログラムは約1時間。

建物全体に映し出されるKLIMTの絵の数々。

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ふたつめのプログラムはオーストリアの画家Hundertwasser。

色鮮やかな彼の絵が大きな壁全体に映し出され、圧巻。

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雨の日にも関わらず多くの人が訪れていたAtelier des Lumières。

プログラムは11月11日まで見ることができます。

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