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“Voyage de Rotterdam” 冬の番外編ロッテルダムへの旅

あっと言うまに冬になってしまいました。今朝の最低気温は2度。

パリでは木曜日から大規模なストにより公共交通機関がすべてストップしています。移動は基本的に歩き(毎日往復1時間以上歩いています)。特に朝寒い中歩くのは辛いですが、この時期はイルミネーションやお店のディスプレイもクリスマス仕様に変わるので、ストに神経をとがらせるのではなく、楽しみながら毎日を過ごすのも大事ですよね。

 

さて、先日はオランダのロッテルダムへ行ってきました。ロッテルダムはヨーロッパ最大の港を持つ、貿易の街。そして第2次世界大戦後に再建された街でもあるので、モダン建築の街としても有名です。

今日はそんな港町ロッテルダムの見どころをいくつかご紹介したいと思います。

 

キューブハウス。

こちらはオランダ人建築家ピエト・ブロムによる設計で、黄色の立方体を45度に傾け、いくつも連なった形をしています。

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巨大なキューブが連なる形はまるで異世界にきてしまったかのような感覚に。さらに、ここには住んでいる人がいて、中を見ることができるツアーなどもありました。実際に住むとなると、狭くて不便そうですが・・。

 

そしてロッテルダムの台所、マルクトハルは巨大マーケット。

こちらの建築はアムステルダムを中心に活動している建築家 MVRDVの建築で、巨大なドーム型の市場です。四角い窓がいくつも側面にありますが、上部はマンションとなっていてこちらにも住人がいるそうです。

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こちらでは、オランダ名物のニシンサンドをいただきました。たっぷりの玉ねぎでニシンが見えていませんが、脂が乗ってとても美味しかったです!

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港の方へ行くと大小様々なビルを見ることができたり、巨大帆船のような建物があったりと、見上げては写真に納めたくなる景色ばかりの街でした。

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至る所で今でも工事が進み、いままさに発展しつつあるロッテルダム。新しい文化や建築物を取り入れながら発展を続ける姿は、住む人々の伝統と新しいものを両方受け入れる広い心の表れなのだと思います。

 

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そして最後はロッテルダムのセントラル駅。天に向かって伸びる建築は圧巻でした。

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パリからは高速鉄道で2時間半。まったく違う景色がそこには広がっています。

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